むかしむかし、就活時に航空業界に応募した経験があります。
何？急に。
と思いましたよね。
航空業界の履歴書は写真が超重要。
20そこそこの若さで、写真の印象の大切さを痛感した経験があるという話です。
もともと私は顔に自信があるわけでもないし、写真は超がつくほど苦手。
しかし写真は避けて通れないと指導され、苦労しながら撮ってもらったことがあります。
イヤイヤでもやらなければならなかった写真。
実は婚活でも同じことが言えます。
第一印象や雰囲気、タイプ…。
写真から読み取れる情報もたくさんありますよね。
必須ではありませんが、プロフィールの写真は確実に設定しておいた方が有利です。
というか写真1つで反応が変わるので、設定しないと損ですよ！
そこで私が当時、元CAの先生に教えてもらった『写真が与える印象』についてご紹介します。
婚活の写真にも必須の『魅せ方』なのでぜひ参考にしてみてください。
婚活での写真は必須！
なんとなく載せたくなくて、プロフィール画面の写真を後回しにしてませんか？
今の時代、インターネットは当たり前の存在になっていますが、それでもやはり『相手が見えない恐怖』ってあると思うんです。
ネット上で相手と連絡をとる時には、顔を知ってるか知らないかで大きく信頼度が変わります。
写真を載せてない人より載せてる人の方が信用できそうですよね。
同じように相手もそう思っています。
同じ条件でヒットした2人がいたとします。
1人は写真ありで、もう1人は写真なし。
あなたはどちらに「いいね！」しますか？
好感を持たれる婚活写真のコツ
とにかく相手に好感を持ってもらわなければ始まらないですよね。
写真を載せることで、間違いなく反応はよくなりますがその数の差は【撮り方】です。
人は見た目が9割。
「美人」とか「かわいい」というだけでなく、全体的な雰囲気やみだしなみがとても大切です。
好感をもってもらえる写真をぜひいくつか保存しておきましょう。
とにかく絶対【笑顔】
間違いなくどんな表情より『笑顔』！
ただこの笑顔もなかなか難しく、ポイントがあります。
- 大胆な笑顔ではなく控えめな笑顔
- 歯を見せない
- 顔全体で柔らかい笑顔を作る
1の大胆な笑顔とは、目がなくなってしまうほどの満面の笑みや爆笑の顔です。
爆笑が10だとしたら、4くらいの笑顔でOK。
笑顔というより、『笑み』という方が近いかもしれません。
2は歯を見せないこと。
少しチラ見えするくらいであれば問題ないのですが、ニー！とする笑い方は大人には向いていません。
子供っぽさが全面に出てしまうので、なるべく歯は見せないようにします。
3の顔全体の柔らかい笑顔というのは、簡単に言うと『赤ちゃんを見てかわいいと思ったときの笑顔』です。
口だけでなく、目だけでもなく顔全体の自然な笑顔です。
赤ちゃんや子犬などを見かけたときのあなたの顔は、自然に「優しさに溢れる笑顔」になってるはず。
そんなカワイイものを想像しながら笑顔を作ると、自然に優しい笑顔が作れますよ。
真正面でなく【斜め撮り】
真正面の写真は、相手に少し威圧感を与えてしまうことがあります。
就活の証明写真なんかは真正面が多かったりしますが、婚活写真は断然斜め撮りがいいです。
相手を受け入れてる角度で、威圧感もない。
男性目線で見た時に、一歩引いた控えめの印象も与えることができるので日本人にはベストの撮り方なんです。
斜めが難しいようであれば、上からや下からなど、とにかく真正面からずらした角度で調整してみてください。
顔がはっきりわかる【ヘアスタイル】
しっかりと顔出し写真を載せるなら、ヘアスタイルも気にしましょう。
前髪が長い、風で髪が顔にかかっている、ボサボサなど顔を出しているのに見えないのはもったいない！
自分で鏡をみて顔をチェックするように、しっかりと見えるようにしておきましょう。
しかし逆にあえて少し隠すのも悪くはありません。
その時は、邪魔そうに見られず、きちんと『オシャレ感』を出さなければいけません。
「清潔感がない」と「おしゃれ」の差は紙一重。
髪で少し顔を隠すのであれば、しっかり他人の目から見た印象を確かめるといいです。
お友達やご家族に一度聞いてみましょう。
【服装】は露出が少なく明るい色で
写真で顔の次に見られてるのは服装です。
あまりにもガッツリ胸元が空いている服は、どう考えても真剣な婚活男子は反応しないですね。
出ていてもデコルテまで、そして服は明るい色にしましょう。
アラサー以降になると顔色も大事。
暗い色より明るい色の服のほうが、顔全体を華やかに見せてくれます。
とくに、眩しすぎないパステルカラーが映えるのでおすすめ！
少し大人っぽい印象にしたい時は、デコルテまで出たトップスであれば暗い色でも顔は明るく見せることができますよ。
撮影は【明るい場所で】
もちろん撮影場所も大事！
本格的にスタジオで撮ってもらうのもアリですが、自分で撮る時は場所をきちんと選ぶ必要があります。
室内で撮る場合は、壁や床が明るい色の場所で撮ります。
フラッシュや電気はつけず、天気の良い日の日中に自然光で撮れるとキレイです。
逆光には注意が必要ですね。
また、野外で撮る場合は言うまでもないですが、晴れた日に撮りましょう。
当たり前！と思いがちですが、気をつけたい天気が。
雲ひとつない超快晴の日は撮影に向いてません。
髪やなにかの拍子で顔に影ができやすいです。
まぁまぁ晴れた日や、少し曇り気味だけど明るい日がベスト！
私も外で写真を撮るときには、週間天気予報をチェックして、先生と調整してました。
天気がいい日の撮影は『影』に要注意です。
複数の写真を載せる
プロフィールの写真を何枚か載せることができる場合は、複数載せます。
一枚の顔写真のみだと、印象が固定されがち。
その人の個性やより雰囲気がイメージされやすく親近感が湧くため、可能であれば最低3枚は載せることをおすすめします。
では、自分の写真の他に2枚目や3枚目は何を載せたら良いのでしょうか。
好印象で相手から反応がいい撮り方をいくつかピックアップしました。
自分＋αの写真
自分と何かひとつ好きな物のツーショットです。
- 自分＋犬
- 自分＋花
- 自分＋車 などなど…
顔写真は1枚目にあるので、自分は横顔でも顔が見えない距離でもオッケーです。
【あなた＝〇〇】
と印象づけることができます。
たくさん出会う中で印象づけることはとても重要。
また、今後のメッセージや実際あった時に話題になりやすく相手も助かるはずです。
全身の写真
面接ではないので、1人での全身写真でなくて大丈夫です。
友達とワイワイしてるところなど、複数人での写真なら恥ずかしさもあまりないですよね。
またこの全身写真、友人の結婚式やパーティーなど少しドレスアップした写真であるとよりイイです！
自分が盛れてるのはもちろん(笑)、少し違った面を見せることができ異性からはかなり魅力的に写りますよ。
趣味の写真
趣味を写真に写せるときは活用しましょう。
- 料理
- 風景（旅行）
- スノーボード
- 本
- コーヒー などなど…
これは自分ナシの写真がおすすめです。
自分アリでもいいのですが、載せる写真全てに自分が写っているとナルシスト感が出てしまいます。
趣味によって可能不可能がありますが、人が写っていない写真にすると好印象です。
写真の撮り方のセンスが問われる所なので、納得の1枚を用意しておきましょう！
外で撮った写真
全てが室内の写真になりそうな時は、1枚外で撮った写真を入れましょう。
どうしても室内は閉鎖的。
天気の良い明るい外の写真は、開放感があり声をかけやすい雰囲気が出ます。
1番使いやすいのが、旅行先の写真。
写真映えスポットや、海や山。
観光地でも良いと思います。
ここはどんな形でも自分の存在を入れておきましょう。
夏の京都で浴衣を着た後ろ姿ショットを載せた友人は、この写真に反応してのメッセージが1番多かったと言っていました。
次どこかへお出掛けするときは、ぜひ素敵な場所や楽しそうな自分の写真を撮っておきましょう！
やめておいた方がいい写真のポイント
魅力的な写真の撮り方をご紹介しましたが、逆に絶対やめた方がいい！というポイントがあります。
- 真顔
- 近すぎる
- キメ顔
- ブレてる
- 加工してある（プリクラ含）
- 露出している
- メイクが濃い（もしくはスッピン）
自分が男性の写真を見た時に「ないな〜」と思う点と一致しませんか？
顔のタイプどうこう以前の問題！
「恐そう」
「ナルシストそう」
「清潔感ないなぁ」
なんてネガティブな印象を持ってしまいますよね。
逆の立場になって、「こういう写真はやだ！」と思う撮り方を思い出して避けるようにしましょう！
身バレが嫌な人は『fb連動』
顔出しするのをためらう人の多くは、「知り合いにバレるのが嫌だから」という理由。
都会の大人数の中埋もれてしまえば、そのリスクは低いですが、地方で活動している人にとっては身バレのリスクが高いですよね。
「あの人これで婚活してたよ～！」なんて私も友人に見せられたことがあります。
写真がなければなんとなくバレても確信が持てないのでいいのですが、顔写真があると一発ですよね。
しかしそんな不安を解消してくれるサービスもきちんとあるんです。
マッチングアプリでよく見る機能『フェイスブック連動』。
フェイスブックで友達になっている人は、お互いに表示されない仕組みになっています。
よくSNSで「友達かも」の一覧に勝手に出てくるやつの、逆パターンですね。
友達ははじいてくれるので、もし身バレがイヤだったら『フェイスブック連動』にて登録することをオススメします。
これなら安心して顔写真を載せることができますね！
まとめ
婚活で好感を持たれる写真の撮り方をご紹介しました。
やはり顔のタイプやスタイルの前に、人としての身だしなみや清潔感はとても大切ですね。
自分が「載せたい写真」や「見せたい写真」を選びそうなところですが、好感を持ってもらいやすい写真って実はその写真じゃなかったり。
客観的に見た好感のある写真は、自分がイイと思ってる写真と違うことが多いんです。
仲のいい友達、異性の友達がいるとより参考になるので恥を捨てて協力してもらっちゃいましょう。
『たかが写真1枚、されど写真1枚』です。
「この1枚で人生が決まると思いなさい」by元CA教師より。
この1枚でモテモテになり、婚活がスムーズに進むのであれば最初の手間なんてなんのその。
今後の婚活もその保存してある1枚さえあればいいのですから。
最初だけ頑張れば、その後は楽チンです。
これを機に思い切って撮り直してみましょう！
