アラサーは『結婚』について考え出す時期。
そろそろかな~とゆったりイメージする自分の気持ちとはうらはらに、環境や周囲の影響で徐々に焦りだしてしまうことも。
これからの長い人生の中で『アラサー』はまだまだ若いはずなのに、なぜ結婚について焦りだしてしまうのでしょう。
それは「アラサーならでは」「女子ならでは」の逃れられない変化と環境によって生み出されるものでした。
結婚って焦ってするものではないでしょ?
しかし、多少の焦りと必死さは必要なんですよ~。
アラサー女子が婚活に焦る理由は?
運命の人と出会って、恋愛をして、プロポーズされたら結婚する…。
誰もが望む結婚までのストーリーですよね。
それがたとえ20代だろうと50代だろうと。
しかし理想のストーリーを待たずに、ある年齢になると人は結婚に対して焦り出します。
その原因をひも解いていきましょう!
初婚の平均年齢のせい
意識していなくても情報が入ってくる『初婚の平均年齢』。
厚生労働省が発表している初婚年齢の比率はこちら。
【男女の初婚平均年齢】 | ||
夫(男性) | 妻(女性) | |
平成17年 | 29.8歳 | 28.0歳 |
平成30年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
※厚生労働省データ参考
平成26年~30年にかけては男女共に変動はなく、男性は31.1歳、女性は29.4歳。
この13年で男性は1.3歳/女性は1.4歳上がっていますが、このリアルな数字が出ると意識せざるを得ませんね…。
このような自分で調べなくても自然に入ってくる情報が『焦り』の要因の一つになります。
今は情報量も多く、テレビや雑誌をはじめSNSでも簡単に知ることができます。
とくに今は晩婚化が進んでるため、ひと昔前よりこの平均年齢データよく見るようになったかもしれません。
やはりこの『平均』はアラサーです。
自分の年齢を重ね合わせてみてしまうのが『焦り』に繋がる原因の1つです。
友人たちの結婚ラッシュ
20代後半になると始まる結婚ラッシュ。
親しい友人が次々と結婚していくと、取り残された感でいっぱいに…。
20代前半は快く参加し、楽しかった結婚式のお呼ばれも、いつからか幸せな気持ちと同時に複雑な気持ちを持つようになってしまったり。
この複雑な気持ちのは、親しい友人の幸せな姿と自分の現状を重ねてしまうから。
やっぱり幸せそうな姿を見ると羨ましいですよね。
は~いいなぁ…
いつか私も…の『いつか』が一体いつ来るのか、見えない未来に不安と焦りが募ってしまうのです。
周囲からのプレッシャー
30歳に近づいてくると必ず聞かれる結婚のこと。
両親や親戚をはじめ、年齢を知ったとたんにこの話題になることが多くなったり。
けっこう面倒くさいのよね…
自分だけでなく、周りからもそういう年齢だということを意識されているということです。
自分ではわかってはいるものの、やはり人に言われると結婚する年齢なんだとプレッシャーに感じてしまいますね。
このプレッシャーが焦りとなってしまいます。
妊娠・出産の不安
女性の場合、避けて通れない出産のこと。
とくに30代にさしかかると気になってきます。
一生懸命健康に気を遣っていても、20歳を過ぎたら身体の老化は進むばかり。
運動も好きだし、食べ物には気をつけてる私は受け入れたくたない気持ちが富士山より高いですが、残念ながら事実なんですよね…。
トホホ…
それに伴い、もちろん妊娠の確率や出産の身体のダメージ、また産後の身体を戻すという点で大きく差が出てきます。
それでも出産する方は多く、年々晩婚化になるにつれ、初めて出産する年齢も上がってきました。
高齢出産と言われる年齢が35歳以上です。
また、厚生労働省のデータでは平成30年の段階で初産の平均年齢は30.7歳。
これからもっと初産の平均年齢が上がってると思われますが、この出産に関しての『平均』も焦りに繋がってしまいますね…。
将来の不安
バリバリ働いて、プライベートも充実!
そんな女性が増えてきました。
キラキラ女子、ステキ♪
今の生活にはとっても満足。
しかし、ふと将来のことを考えるとこれでいいのかと不安になる時期があったりします。
結婚から始まり、子供のこと、そして老後…。
このままフリーでいいと思っていても、どうしても来てしまう老後。
自分の思うように生活できなくなってしまったときに、手助けしてもらえる人がいるのかいないのか。
とても重要なこと。
子供のことは横に置いておいたとしても、支え合えるパートナーは必要になりますね。
人生を長い目で見たときに、この不安が生まれてきます。
焦りではなく「多少の必死さ」は大事
結婚は生涯のパートナーを決める大切な契約ですから、焦ったところでいい結婚ができるとは思えません。
じゃあ気長に運命の出会いを待つのか。
というと、そこはまた別。
焦ることはないですが『結婚』についてきちんと考え、心の中で必死になることは必要です。
何事もそうですが、のんびりしてるうちはなかなか行動に移せないですよね。
「明日でいいか。」
それが積み重なり気が付くとアラサーに。(アラサーさえも過ぎてしまうかも…)
「明日やろう」は「バカやろう」よ!
焦って事を進めることはオススメしませんが、適度な「必死さ」は行動力に繋がります!
友達に紹介してもらうでもよし、気軽に始められるマッチングアプリを使ってみるでもよし、婚活サイトに登録するでもよし。
結婚への近道は「行動をする必死さ」を持つことですね。
焦らなくてもいいのは20代前半まで
ゆっくり自然に恋愛を楽しんで結婚する、という流れに身を任せられるのは20代前半まで。
焦らずとも必死になるべきなのがアラサーです。
結婚までの平均交際期間は約3年。(※ゼクシィ参考)
交際してから結婚まで3年かかると思って、自分の年齢を逆算しておくとイメージが湧きます。
アラサーの3年はデカイな…
自分がいつまでに結婚したいのか、という点をしっかり考えて多少の焦りをバネに『必死』になりましょう。
焦りすぎは禁物
必死になれ!と言いながら、焦りすぎ必死すぎはダメなんてどっちなの〜と思いますよね。
どちらにしても過剰になることはNGです。
たとえ焦りからすぐに結婚できても、それは一時的な安心感にすぎない場合が多いです。
焦って結婚した後に相手が多額の借金をしていることを知り、今とても苦労している友人も…。
きちんと相手のことを知らずに、焦って結婚してしまったことを後悔しています。
『婚活』に対して必死になることは大切ですが、『結婚』のときには焦らずにしっかりと見極めましょう。
まとめ
アラサー女子が結婚に対して焦る気持ちがよくわかりますよね。
自分の意思だけでなく、周りの意見やそう思わせる環境が『焦り』に拍車をかけてしまいます。
そんなの関係ないとは言いつつも、どこか心の中で結婚についてひっかかります。
手遅れになる前にこの『今』、アラサーのうちに必死になることが大事です。
適度な焦りと必死さを心に秘めて、表では涼しい顔を。
アラサーの「焦り」は間に合う「焦り」。
自分のペースで適度な必死さを保ち、楽しく婚活しましょ♪