世界の結婚年齢ランキング!日本人の初婚は早いの?遅いの?

「この年齢で独身ってまずい?」
「私の年齢は初婚年齢の平均よりも上なの?下なの?」
「そもそも世界的に見て日本は結婚が遅いの?」

晩婚化しているとはいえ、自分の年齢で結婚していないのは遅いのかと不安になりますよね。

実際に女性の社会進出や価値観の多様性など、晩婚化社会になりつつあるので結婚年齢が遅くなるのは納得。

しかし、それって日本だけじゃないのでは…?とも思います。

そこで今回は、世界の『結婚年齢』を調査してみました。

日本の初婚年齢も紹介しているので、面白い情報としてぜひ見ていってくださいね。

目次

日本の初婚年齢は?

世界の結婚年齢の前に、日本の初婚年齢を紹介します。

厚生労働省のデータによると、日本人の平均初婚年齢は以下の通りです。

男性女性
31.1歳29.7歳
参考:令和4年厚生労働省

特に女性は以下のデータを見てもわかる通り、時代と共に20代前半の初婚率は下がり、30代前半の初婚率が上昇しています。

出典:厚生労働省「婚姻・出生の推移」

今では30代での初婚も珍しくありませんよね。

果たしてこの平均初婚年齢が早いのか遅いのか…。

世界の平均初婚年齢を見てみましょう。

世界の結婚年齢ランキング

世界の平均初婚年齢の「遅い国」ランキングは以下の通りです。

順位初婚年齢※遅い順
1位スウェーデン33.8歳
2位スペイン33.2歳
3位デンマーク32.4歳
4位ノルウェー32.3歳
5位イタリア32.2歳
5位フランス32.2歳
7位アイルランド32.0歳
8位フィンランド31.6歳
8位ルクセンブルク31.6歳
10位オーストリア31.5歳
10位チリ31.5歳
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
20位韓国30.2歳
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
22位日本29.4歳
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
33位アメリカ27.4歳
参考:GLOBAL NOTE世界の女性結婚年齢国別ランキング・推移

2020年のデータにはなりますが、どうやら日本は特別遅いわけではなさそうです。

またトップ10に加え、韓国とアメリカを追加してみました。

韓国は日本より遅く、アメリカは日本より早いですね!

結婚年齢が遅い国の特徴は?

世界の結婚ランキングをみると気づく点がありませんか?

結婚年齢が遅いランキング上位の国は、【ヨーロッパ】が多いということ。

私は旅行や外国に関して興味がある方なので、その理由については思い当たるものがありました。

女性の社会進出

日本でも結婚年齢が遅くなっている背景に『女性の社会進出』が挙げられます。

女性がキャリアアップについて積極的になり、経済的・精神的に自立する方が増えました。そのため、ひと昔前よりも「結婚」にこだわらない方が増えたのでしょう。

ヨーロッパでも同じです。

実はヨーロッパは、日本より早く『女性の社会進出』が進んでいたため、早い時期から晩婚化が始まっていました。

ヨーロッパの女性は、いくつになってもバリバリ働くかっこいいキャリアウーマン!というイメージを持っているのは私だけではないはず。

日本より先に自立した女性が増えだしたため、結婚が遅くなっていることは納得です。

同じように日本もこのまま女性が活躍していく社会になれば、どんどん結婚年齢は遅くなっていくことが予想できますね。

結婚制度にとらわれない社会

ヨーロッパは全体的に結婚制度にとらわれない国が多くあります。

海外では『結婚』という形にこだわらず、パートナーと一緒に生活をしていく『事実婚』のスタイルも選択肢のひとつです。

事実婚とは

婚姻届けを出さずに夫婦関係と同じような生活を送ること。

国によっては事実婚は珍しくないため、結婚をしないもしくは先延ばしにする方もいるのでしょう。

その結果、しっかり婚姻届けを提出し『結婚する年齢』が遅くなっているというだけで、きちんとしたパートナーはいる人が多いです。

年齢についての考え方の違い

「もう私〇歳だから…」、「もう歳だから…」なんて言ってませんか?

日本人は、年齢を重ねることにネガティブな感情を抱く方も少なくありません。

それに比べ他の国は、年齢に対するネガティブな感情があまりありません。

過去にいろんな国の方たちと交流する機会がありましたが、年齢についてマイナスなことを聞いたことがないんです。

そして皆がそろって言うことはコレ。

「年齢はただの数字だから!」
「いくつになってもチャレンジしていきたいわ!」

…どうですか?

日本にいてこの言葉、なかなか聞けないような気がします。

結婚に対しても年齢を気にしがちな日本人ですが、世界の女性たちは年齢の数字よりも人間性を重視している気がします。

自分が納得できるタイミングで結婚しているだけ。

国民性もあるかとは思いますが、こんな考えの違いが結婚年齢にも関係しているかもしれませんね。

結婚が遅くなって困ること

世界の年齢ランキングを見た所で思うこと。

もしかしたら日本は晩婚化になりつつあるけれども、両親やご近所のおばちゃんがせかすほど急ぐものではないのかもしれない…。

では、なぜ女子は結婚に焦ってしまったり、周りが心配するのでしょうか。

周りの環境

やはり1番は『環境』です。

友人、親戚、職場…。

ある程度の年齢になると、周りは結婚しだすし「結婚しないの?」と聞いてくる人も後を絶たず。

自分はまだいいの!と思っていても、心のどこかでは気になりますよね。

実際私は、東京にいる友人と遊んでいるときは結婚なんて考えずにただ楽しんでましたが、地元へ帰ってきて子供を連れている友人と会うと結婚を意識せざるを得ませんでした。

自分のいる環境が、結婚の意識を変える一番の要因ですね。

出産のこと

いつかは子供が欲しい!という考えがある方は、自分の身体も気になります。

高齢出産が増えているとはいえ、リスクが高まるのは事実。

そんな避けられない自分の老いと出産が頭にあると「結婚しなきゃ!」となりますね。

しかし人の身体は一人一人違います。

確かに年齢は関係あると思いますが、若くても何が起こるかわからないし年齢を重ねても元気な子供を産む方はたくさんいます。

子供欲しさに年齢を気にしすぎる必要は、それほどないかもしれません。

生涯未婚の心配

若いうちはとくに気にしていなかった生涯未婚について。

誰が心配するって、両親なんですよねコレが。

結婚はもちろん愛する人とするものですが、年齢を重ねたときに感じるのが夫婦というよりも『人生のパートナー』という感覚だそう。

愛情や子供、孫などいろいろな望みはあるかもしれませんが、自分の人生として考えると、やはり支えあえるパートナーがいるということは重要です。

婚姻関係にこだわらずとも「人生のパートナー」であれば、いつか見つかりそうじゃないですか?

焦って合わない人と結婚するよりも、じっくりパートナーを探す気持ちで婚活をするほうがいいのかもしれませんね。

まとめ

晩婚化が進んでいる日本。

早く結婚しなきゃと焦る気持ちもありましたが、日本より結婚年齢が遅い国はたくさんありました。

結婚年齢を気にしすぎな日本人は、この世界の初婚年齢や考え方を少し参考にするといいかもしれませんね。

この『アラサー=結婚しなきゃ』という考えは、すぐに変わることはないかもしれませんが、今後日本もヨーロッパのような考えや文化になってくる可能性もあります。

やはり視野を広げてみることって大事だし、とても面白い!

きっと私もアナタもまだまだ若い。

肩の力を少し抜くことができたでしょうか。

結婚は生涯のパートナー契約。

「年齢はただの数字!」という意識をもって、結婚について過剰に焦ることなく、楽しく歳を重ねていくのがワールドスタイルです。

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